ドロップキック【ワタシとアイツ】
そして・・・



ワタシの前に急に現れたと思ったら、ワタシを強く抱きしめた。


「…クス、クス、…何してるのよ…」



何が起きているのか分からない。ただ、アイツの良い匂いと、暖かい温もりが、どんどんワタシに伝わってくる



アイツは、ワタシの問いかけに何も答えず、ただ、強く抱きしめている


次第に、小刻みに揺れていた肩も止まり、落ち着きを取り戻していくワタシ。



< 130 / 201 >

この作品をシェア

pagetop