ドロップキック【ワタシとアイツ】
「大丈夫?」


そっと、ワタシの耳元でアイツは囁いてくる。


その言葉に、ワタシは小さく頷いたけど、ホントは大丈夫なわけない。


アイツに抱きしめられ、もうワタシの心臓は、ドキドキが止まらない。


アイツにも聞こえるんじゃない?のと思うぐらいドキドキしている



「ゴメン。」



そっとまた耳元で謝ると、アイツのたくましい両腕がワタシから離された。



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