ドロップキック【ワタシとアイツ】
その想いを胸に秘め、ワタシは2週間の地獄の特訓を耐えた。



なんか、ワタシの体が一回り大きくなったように思える。



「2週間で、そんなに大きくなるわけないでしょ!」



斎藤先輩は、またワタシの心の中をよむように言った。



「あはは。ですよね。」



頭をポリポリ掻き、苦笑いを浮かべる




「いよいよ、明日だよ!頑張ってよ!」


いよいよ明日、運命の試合の日。


ワタシは、斎藤先輩の言葉に大きく頷き笑みを浮かべた。



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