ドロップキック【ワタシとアイツ】
ワタシは激しくリングに叩きつけられ、もがき苦しむ


しかし、回り過ぎたせいか、相手もフラフラ状態で目を回していた



「ユメ!今がチャンスだよ!立ち上がりなさい!早く!」



頭では解っていても、激しく打った背中の痛みでなかなか立てない



「う、う、立たないと・・・」



そう、ポツリ呟いてみても体がいうことをきいてくるない。


すると、ワタシの耳に聞き慣れた声が飛び込んできた


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