狂愛~手をはなしてよ~
プロローグ
大嫌い
『ただいま。魔裏亞。』
「おかえりなさいませっ///ご主人様っ////んっ、あ、のっ!これを早くとってくださっ」
『あーぁ、もうこんなにびしょびしょになっちゃって。ちゃんとお願いするときは教えたよね・・・?』
///・・・ご、ご主人様がつけてくれたバイブを外して・・・ごっしゅじんさまぁのおっきいのいれてくださいっ///」
『よく言えたね。魔裏亞。今外してあげるよ』
私の名前は魔裏亞(まりあ)。16歳。性奴隷。
これは飼い主様がつけてくれた名前。
1ヶ月ごとに違う男の人に売られて。1ヶ月間そのご主人様の好きなように性奴隷として扱われる。
私は3ヶ月前にお母さんの知り合い誘拐されて売り飛ばされた。
私はお母さんが間違えて産んでしまったいらない子。
お母さんはお金のことならたとえ仮であったとしても、自分の娘に何をしたって構わない人。
お母さんのことで、前に誘拐されたことがあったけど、誘拐した人の仲間らしき人が、助けてくれた。
私が家に帰るとお母さんは驚いて抱きしめてくれた。愛なんてないのに。愛のないものは大嫌い。
その時学校が一番楽で、私を友達として、必要としてくれて、愛してくれることが嬉しかったのに、誘拐のことがあってから学校では、真実じゃない変な噂が出て、私は変な目で見られるようになって、もう楽しみもなくなり、また前と同じようにお母さんは毎日いろんな男の人と寝て、私はご飯とお風呂の時以外、絶対部屋から出なくなった。
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