大好きでした。 ∼Another Story∼
Epilogue:高校 入学式
ふわぁ・・・眠い。
高校の選択失敗したかな?

家を出た瞬間に、あたしはそんなこと思った。

今日は、高校最初の登校日というか、
入学式。

緊張したり緊張したり緊張したりしているもののはずだけど、
今のあたしは、ただひたすらに眠い。

だって・・・中学の時、起きる時間に家でるとか、
真面目にきついんだけど・・・。


ん?あれ、有紗じゃん。
地下鉄に入る階段を有紗は歩いていた。

「あり・・・。」
あたしは、叫ぼうとしたが、
その隣に人がいたから叫びのをやめた。

あっ・・・有紗の隣にいるの陽太だ。
陽太、有紗の通う中高一貫校の高校に入学したんだ。
っていうか、有紗と陽太 付き合ってるんだ。
・・・なんか、ショック。

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