桃色☆クローバー
終始無言でパーティー会場の前の扉に戻って来たところでずっと前を向いていた聖が振り返った気配を感じてあたしは下げていた視線を上げた。
あたしの顔をまじまじと見ている。
まだ、どこか変かな?
なんて思っているとあたしの考えてることとは全く違う言葉が降ってきた。
「戻れる?」
それはあたしの状態を心配して出てきた言葉のようで、若干目尻を下げながら問う聖にちょっとだけかわいいとか思ってしまい初めて会った時の事を思い出した。
しげくん達と楽しそうに喋っていた。
あの時あたしは聖の優しい笑顔に惹かれたんだ。
そして今はちょっと弱気な感じに見える聖がかわいいと思ってしまう。
あたしの中の母性本能?的なところを擽る。
今まで男の子にそんな風に思ったことなんてないからちょっと戸惑っちゃう。
あたしの顔をまじまじと見ている。
まだ、どこか変かな?
なんて思っているとあたしの考えてることとは全く違う言葉が降ってきた。
「戻れる?」
それはあたしの状態を心配して出てきた言葉のようで、若干目尻を下げながら問う聖にちょっとだけかわいいとか思ってしまい初めて会った時の事を思い出した。
しげくん達と楽しそうに喋っていた。
あの時あたしは聖の優しい笑顔に惹かれたんだ。
そして今はちょっと弱気な感じに見える聖がかわいいと思ってしまう。
あたしの中の母性本能?的なところを擽る。
今まで男の子にそんな風に思ったことなんてないからちょっと戸惑っちゃう。