桃色☆クローバー

ある日彼に

あ!あの人カッコイイなぁ・・・
笑った顔可愛いー♪
遊んでそうだけど、笑顔に胸キュン!!
あぁ、でもあんな格好良い人、彼女居るんだろうなぁ、、、


あんな人と付き合ってみたいなぁ・・・



あっ!目が合っちゃったぁ///

恥ずかしくて思いっきり顔を反らした。

でも彼が気になって何度かちらっと盗み見をする。


超かわいーー!!!

なんかほっぺ膨らましてるよ!

友達と楽しそうに話してる!

素敵ッ!!




ガタンッΣ

おっとっと!やばい!

よろけそうになって慌てて空いてる席を探した。

 今私は電車の中。
遊びに行った帰りで。
帰りといっても朝帰りなんだけど。
遊び疲れてるせいか、電車に乗り慣れないせいか、フラフラしてしまう。
座りたいけど、出勤時なので満席。
スーツの人が何人も立ってる。
吊り革も空いてないし。
アタシ電車なんて滅多に乗らないから何にも掴まらずに立つのは辛いもんがあるょ。
何度もよろけて人にぶつかりそうになる。


足が疲れるよ〜!

でも席は空きそうにないし、、
あと一駅だから我慢我慢。

ガタン・ゴトン

疲れた体を容赦なく揺らしてくる。

早く着いてぇ




ドンっっΣ

「キャッ」

ふいに一際大きな揺れがきて体勢が崩れる

うわっ…倒れるぅっ!

ポスッ‥‥


………はに?


痛く‥ない‥?

「大丈夫?」

頭上から男性の声が降ってきた

はひ?


思いがけない声に状況が理解できないままぱっと顔を上げる。

ウキャッ!!

目の前にさっきアタシがチラ見していたイケメンの顔が!!
ドキュゥン!!!

うきゃぁっ!

心臓が一気に騒ぎだす。


もしかしてアタシたすけられちゃった?!!

///


思いがけない彼の出現にドキドキ。


彼に支えられているこの状況に顔が火照って熱い!!
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