桃色☆クローバー
薄れる景色とまさかの幻
そんなこんなで放課後――
「桃〜帰ろう♪」
「うん!ね、しげくんに一緒に帰ろうって言われたんだけど…」
「え?そうなの?じゃぁ、待ってるんじゃない?」
「うん。断る隙もなくて」
「ふ〜ん、じゃそうしなよ。あたしは駅で待ってるから!」
「え?!麻紀は一緒に帰ってくれないの?」
「馬鹿ねぇ!アタシがいたら邪魔でしょ!」
「そんなことっ「あるのよ。」
‥‥そんなことないもん。
ん?でもさぁ、しげくん電車だよね?
「でも結局道同じじゃない!」
「…確かに♪あはっ♪とりあえず行こう?」
アタシは麻紀に流されて歩きだした。
そういえば今日の用事って何かな?
まぁ〜麻紀の目的がなんなのかだいたい想像がつく。
たぶん、アタシが朝電車で会った彼を探すつもりなんだろう。
どんな人なのか見たいんだよ!
アタシももう一度会いたいからそれは全然OKなんだ。
けど、彼を発見した後が問題!
大問題!
麻紀なら絶対声をかけようとするに決まってる。
たった一度、しかもものの5分しか話したことない人に話し掛けるなんて…
無理!!
それに覚えてるかすら分からないもん!
誰?って言われたらショックだしぃ・・・
だらだらと歩きながらそんな事を考えていると下駄箱に到着。
出口のドアに寄り掛かりながら携帯をいじっているしげくんを発見!
「しげくん!」
声をかけるとしげくんは可愛い笑顔をくれた。
「お待たせ!」
「うん。桃ちゃん達は何処まで?」
「駅だよ!」
「じゃ、行こうか!校門で友達待ってるし」
…友達?しげくん一人じゃないんだ。
「うん!行こっ♪」
「お前もな?」
「は……?あんた馬鹿ね。」
しげくんの言葉にそう返すと麻紀はスタスタ歩きだした。
え?何何?
ちょっと待ってよ〜。
急いで麻紀を追い掛ける。
アタシの後をしげくんか追ってくる。
麻紀に追い付いたアタシは歩くのに必死でさっきの麻紀の言動なんか忘れて自分の話したいことを好き勝手に話した。
「桃〜帰ろう♪」
「うん!ね、しげくんに一緒に帰ろうって言われたんだけど…」
「え?そうなの?じゃぁ、待ってるんじゃない?」
「うん。断る隙もなくて」
「ふ〜ん、じゃそうしなよ。あたしは駅で待ってるから!」
「え?!麻紀は一緒に帰ってくれないの?」
「馬鹿ねぇ!アタシがいたら邪魔でしょ!」
「そんなことっ「あるのよ。」
‥‥そんなことないもん。
ん?でもさぁ、しげくん電車だよね?
「でも結局道同じじゃない!」
「…確かに♪あはっ♪とりあえず行こう?」
アタシは麻紀に流されて歩きだした。
そういえば今日の用事って何かな?
まぁ〜麻紀の目的がなんなのかだいたい想像がつく。
たぶん、アタシが朝電車で会った彼を探すつもりなんだろう。
どんな人なのか見たいんだよ!
アタシももう一度会いたいからそれは全然OKなんだ。
けど、彼を発見した後が問題!
大問題!
麻紀なら絶対声をかけようとするに決まってる。
たった一度、しかもものの5分しか話したことない人に話し掛けるなんて…
無理!!
それに覚えてるかすら分からないもん!
誰?って言われたらショックだしぃ・・・
だらだらと歩きながらそんな事を考えていると下駄箱に到着。
出口のドアに寄り掛かりながら携帯をいじっているしげくんを発見!
「しげくん!」
声をかけるとしげくんは可愛い笑顔をくれた。
「お待たせ!」
「うん。桃ちゃん達は何処まで?」
「駅だよ!」
「じゃ、行こうか!校門で友達待ってるし」
…友達?しげくん一人じゃないんだ。
「うん!行こっ♪」
「お前もな?」
「は……?あんた馬鹿ね。」
しげくんの言葉にそう返すと麻紀はスタスタ歩きだした。
え?何何?
ちょっと待ってよ〜。
急いで麻紀を追い掛ける。
アタシの後をしげくんか追ってくる。
麻紀に追い付いたアタシは歩くのに必死でさっきの麻紀の言動なんか忘れて自分の話したいことを好き勝手に話した。