桃色☆クローバー
「あっ桃香っっ!!」
夢から覚めるとアタシの視界に大好きな人が現れた。
「麻紀・・・」
「良かったぁ‥あっ、先生呼ばなきゃ!」
麻紀がナースコールを呼ぶ。
「麻紀?アタシ・・・」
「桃、覚えてる?学校で倒れて病院に運ばれたんだよ?」
あ〜そうかぁ・・・そういえば学校に行ったんだっけ。なんか夢を見たから何処までが現実なのか良く分からない。
「あのね、」
アタシの反応が悪かったからか、起きた出来事を説明しはじめた。
どうやらアタシの見た夢は現実に起きたことだったみたいだ。
ただ、彼に会えたのかどうかはわからなかった。
名前も年も、彼のことを何も知らない。
アタシが倒れたとき、しげくんと、しげくんの友達が救急車を呼んでくれたらしい。麻紀はアタシと一緒に救急車に乗って付き添ってくれたのだった。アタシを突き飛ばした人は誰だか分からないんだと悔しそうに言った。けれどアタシにはそんな事より知りたいことがあった。
説明を聞いたあと、白い白衣を来た男の先生がやってきて、検診をした。
出血がひどかったけど、脳に損傷もなく3週間くらいで退院らしい。
先生は問題は後遺症だと言った。
退院してからも週に一度は通院しなくちゃいけないんだって!
はぁ・・・・
また学校が遠退いてしまった。
麻紀も残念そうにしてるし。
仕方がないけど、せっかく学校が好きになれそうだったのにな。
この日麻紀は面会時間ぎりぎりまで居てくれた。
それからも毎日麻紀が学校の後お見舞いに来てくれる。
一日中ベッドの上でつまらないだろうと雑誌をもってきてくれた。
けれどアタシはずっと考え事をしていた。
・・・彼のことを。
あの時、はっきりと彼を見たはず。
だけど麻紀に聞いても彼を見たことが無いのに分かる訳もなく。
毎日考えていたけど、次第に彼があの場所にいたなんて現実にあるわけないと思うようになった。
あれはやっぱり夢だったんだよ。そんなに都合良く会えるわけないもん・・・。
夢から覚めるとアタシの視界に大好きな人が現れた。
「麻紀・・・」
「良かったぁ‥あっ、先生呼ばなきゃ!」
麻紀がナースコールを呼ぶ。
「麻紀?アタシ・・・」
「桃、覚えてる?学校で倒れて病院に運ばれたんだよ?」
あ〜そうかぁ・・・そういえば学校に行ったんだっけ。なんか夢を見たから何処までが現実なのか良く分からない。
「あのね、」
アタシの反応が悪かったからか、起きた出来事を説明しはじめた。
どうやらアタシの見た夢は現実に起きたことだったみたいだ。
ただ、彼に会えたのかどうかはわからなかった。
名前も年も、彼のことを何も知らない。
アタシが倒れたとき、しげくんと、しげくんの友達が救急車を呼んでくれたらしい。麻紀はアタシと一緒に救急車に乗って付き添ってくれたのだった。アタシを突き飛ばした人は誰だか分からないんだと悔しそうに言った。けれどアタシにはそんな事より知りたいことがあった。
説明を聞いたあと、白い白衣を来た男の先生がやってきて、検診をした。
出血がひどかったけど、脳に損傷もなく3週間くらいで退院らしい。
先生は問題は後遺症だと言った。
退院してからも週に一度は通院しなくちゃいけないんだって!
はぁ・・・・
また学校が遠退いてしまった。
麻紀も残念そうにしてるし。
仕方がないけど、せっかく学校が好きになれそうだったのにな。
この日麻紀は面会時間ぎりぎりまで居てくれた。
それからも毎日麻紀が学校の後お見舞いに来てくれる。
一日中ベッドの上でつまらないだろうと雑誌をもってきてくれた。
けれどアタシはずっと考え事をしていた。
・・・彼のことを。
あの時、はっきりと彼を見たはず。
だけど麻紀に聞いても彼を見たことが無いのに分かる訳もなく。
毎日考えていたけど、次第に彼があの場所にいたなんて現実にあるわけないと思うようになった。
あれはやっぱり夢だったんだよ。そんなに都合良く会えるわけないもん・・・。