桃色☆クローバー
「よっ桃香ッ♪」
「麻紀!」
「調子はどう?」
「絶好調ー♪」
「そっか♪良かった良かった!」
「毎日ありがとね」
「いえいえ。ね、明日ね、しげくんがお見舞いにきたいんだって!」
え?
「前から言ってたんだけど、落ち着いてからのほうが良いだろって遠慮してたんだよね〜。
もう平気そうじゃん?どう?」
「そうなんだ!遠慮なんてしなくて全然良いのに!逆に嬉しいよ!」
「うん、桃は喜ぶよっていったんだけどね?
あの時いた、しげの先輩達も行きたいって言いだしたらしくてね、大人数で急に押し掛けたら悪いから聞いてきてって頼まれたのよ!」
「え!?」
大人数って何人くらい?全然良いんだけど、アタシあの時いた人なんて覚えてないし・・・
「心配しなくても平気だよ!アタシ話した事ある人達だし、みんな良い人だよ?学校終わったら一緒にくるから!」
「うん。」
まぁ、いっか。麻紀もいることだし。
少し話した後麻紀は帰っていった。
明日はしげくんがお見舞いにきてくれるのかぁ〜
嬉しいな♪
それにしても先輩達ってどんな人なんだろう?
まぁ、麻紀があぁ言うんだからきっと良い人達なんだろうな。
しげくんたちが来るならママに明日は来なくていいよって言っておかなきゃ!
アタシは携帯を持って病室を出た。
病院の外にあるベンチに座ってママにメールする。
最近ここがお気に入りで良くここで空を眺める。
屋上も気持ちが良いけど、景色があまり好きじゃない。
きれいな空に似付かわしくないものが視界に入るから。
電線だったり高いビルだったり。
アタシは都会が苦手。
小さい頃はオーストラリアに住んでいたから。
緑に囲まれて育ったから。
何処を見ても必ず自然が目に入る。
そんなところで育ったんだもん。
植物が無いと落ち着かない。
幼稚園の時には日本に引っ越してきたんだけど、なかなか慣れなくて窮屈な思いばかりだった。
この場所は木に囲まれていて見えるのは病院と空だけ。
自然に溢れたこの病院は環境が良いから人気らしい。
あれ?病院なのに‘人気’って言葉はおかしいよね。
「麻紀!」
「調子はどう?」
「絶好調ー♪」
「そっか♪良かった良かった!」
「毎日ありがとね」
「いえいえ。ね、明日ね、しげくんがお見舞いにきたいんだって!」
え?
「前から言ってたんだけど、落ち着いてからのほうが良いだろって遠慮してたんだよね〜。
もう平気そうじゃん?どう?」
「そうなんだ!遠慮なんてしなくて全然良いのに!逆に嬉しいよ!」
「うん、桃は喜ぶよっていったんだけどね?
あの時いた、しげの先輩達も行きたいって言いだしたらしくてね、大人数で急に押し掛けたら悪いから聞いてきてって頼まれたのよ!」
「え!?」
大人数って何人くらい?全然良いんだけど、アタシあの時いた人なんて覚えてないし・・・
「心配しなくても平気だよ!アタシ話した事ある人達だし、みんな良い人だよ?学校終わったら一緒にくるから!」
「うん。」
まぁ、いっか。麻紀もいることだし。
少し話した後麻紀は帰っていった。
明日はしげくんがお見舞いにきてくれるのかぁ〜
嬉しいな♪
それにしても先輩達ってどんな人なんだろう?
まぁ、麻紀があぁ言うんだからきっと良い人達なんだろうな。
しげくんたちが来るならママに明日は来なくていいよって言っておかなきゃ!
アタシは携帯を持って病室を出た。
病院の外にあるベンチに座ってママにメールする。
最近ここがお気に入りで良くここで空を眺める。
屋上も気持ちが良いけど、景色があまり好きじゃない。
きれいな空に似付かわしくないものが視界に入るから。
電線だったり高いビルだったり。
アタシは都会が苦手。
小さい頃はオーストラリアに住んでいたから。
緑に囲まれて育ったから。
何処を見ても必ず自然が目に入る。
そんなところで育ったんだもん。
植物が無いと落ち着かない。
幼稚園の時には日本に引っ越してきたんだけど、なかなか慣れなくて窮屈な思いばかりだった。
この場所は木に囲まれていて見えるのは病院と空だけ。
自然に溢れたこの病院は環境が良いから人気らしい。
あれ?病院なのに‘人気’って言葉はおかしいよね。