桃色☆クローバー
第3章





消火したはずの炎が





一気に酸素を取り込んで




どんどん大きくなっていき




アタシの胸を苦しいくらいに焦がす。




酸素が無くならないかぎり燃え続ける。




聖が居る限り消えることはない。








消火しようとすればするほど火傷を負ってしまうだけなのに。








認められないアタシがいた。







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