ツラの皮
「今の言葉覚えとけよ。この間みたいに逃げられると思うなよ。」
「あ、あれは………。アンタこそアソビなんだか拗ねてんだか知らないけど他の女の子にチョッカイ出すんじゃないわよっ。」
「出さねぇ、つか、出してねぇって言ってんだろーが。」
「無駄なフェロモンが出巻くってンのよ。迷惑男!」
「はっ!!!それに引っかからないっつーなら、オマエは生物として致命的に鈍いってことだな。」
「なんですって!?誰も彼もアンタに引っかかるとか思わないでよね、ナル遠っ!」
ぶはっと麻生が噴出して、口喧嘩は強制終了。
「ざ、斬新な告白のシチュエーションだよね。」
無理矢理オブラートに包まなくて結構だ。