ツラの皮

ファイブ


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何でこんなことになっちゃったのかなぁ……。




早朝、家に帰る電車に揺られながら、私はぼんやりと考えた。






服を脱げば、シャワーでは落ちきらない昨夜の痕跡が生々しく残っているハズで。


昨晩のことを思い出した私は頬に燃えるような熱を感じ、身悶えた。




高遠エロ過ぎっ!


ってか、セクシーと表現するべき?









モテルと豪語するのも伊達ではなく、表情から仕草から声から、何から何までが色っぽくて魅せられた。



手馴れた指は優しくて、でも快楽を暴くことには容赦なく。


気がついたらこんな状態に……。









ぅあぁああ、

私ってば思いっきり雰囲気に流されてんじゃない!


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