蜜恋の行方—上司と甘い恋をもう一度—
課長と私が今バカップルかどうかは置いておいて。
仲のいいカップルを見ると、嫌な顔をしていたっていう課長を想像すると面白くて笑ってしまった。
そういうの、まったく気にしなそうなのに。
意外な一面が可愛くて、それが知れた事が嬉しかった。
「あの……やっぱり今はまだバレたくないので、秘密にしていてもいいですか?」
課長は関係ないって言うけど、やっぱり私は課長の出世だとかの邪魔になってしまいそうで怖い。
おおっぴらにしても、課長にとって何のメリットもないだろうし、だったらわざわざバラす必要もない。
そう思って言うと、課長は「分かった」と微笑んだ。
それから、四年弱会わなかった間どうしていたかだとか、旅行とかではどこに行った事があるかだとか、最初の遠出はどこがいいかだとか。
たわいない話をしながら10分歩いて到着した課長のマンション。