溶ろけるよーな恋しない?
ガチャッ
扉が開く音がした。
「あ~ダーリン!待ってたわよ~!」
ダーリンって(笑)昔のドラマかよ~
私はそーっとリビングから玄関を
覗いた
あのダンディーなちょびヒゲをはやした
男性が再婚する人か。
「おじゃましまーす。」
あれ、もう1人いる!?
「あらーいらっしゃい悠斗くん」
「こんばんわー!」
私はそのもう一人の人が見える位置に行った。
「……えっ!!???」
あ、あれは
「ゆ、悠斗くん??????
なんで!?な、なんでいるの???」
「あ~奈恋ちゃん!よろしくねー!」
よろしくねーって、え?
「あ、言い忘れてたけど
こちら今日から奈恋のお兄ちゃんに
なる悠斗くんねー。」
そういったママにあわせるよーに
悠斗くんがニコッと笑った。
ドキッ
…ってなってる場合じゃなーい!
「でも、同い年なんだけど?!」
「あら、悠斗くんの方が誕生日が
早かったのよ♪」
「そうそう♪」