5人のヤンキーに守られて
爽「却下……俺はこの話を聞きてぇ…珠洲の苦手をなくしてやりてぇ……だから全部話してスッキリしろ……」
えっ?
爽くん?
唄「ちょっ!ちょっと待って!爽っ!」
爽「なんだ?」
唄「なんだ?っじゃないわよ!頭おかしいんじゃないの!?人には言えない事情がいっぱいあるんだよ!?なのに無理矢理言わせ『唄……!私言うよ……』
唄「えっ?ちょっと珠洲!なに言ってんの!?あんなこと思い出したくないんじゃないの!?」
『もちろん!あんなこと一生思い出したくない!でも……爽くんに言ったら楽になれるかな?って思ったの』
唄「珠洲……でもっ」
『いいの!私はあの頃と違うよ?』
唄「珠洲……うんそうだね……珠洲は強くなったよ
」
すると今まで黙って聞いていた緒都が……
緒都「珠洲!頑張って!」
『うん!唄!緒都!ありがと♪
じゃ言うね?この話聞いても引かないでよ?』
爽「あぁ……」
『中2の時不良にあとつけられてて…怖くて逃げたんだけどそれが逆にダメだったみたいで、不良に捕まっちゃって……その不良たちに犯されたの……それから苦手でさ……』
爽くん達は黙ったまま……
『こんな話聞かせてごめんね?私信じてるから……爽くん達はそんなことしないって……ごめんね? 引いてない?』
爽「引いてねぇ……つーか引くわけねぇだろ!俺達のこと信じろ……」
私はビックリした
爽くん達が引くと思ってたから……
あれ?私泣いてる?
『うぅ……グズッありがと……聞いてくれて』