5人のヤンキーに守られて

♪~♪~♪~♪~

『ん?あっ私か…ちょいと失礼……もしも~し』

《珠洲!今どこだ!?》

『うわっ!琉有兄!?』

私はいつも名前のところを見ないで電話に出るから声の相手にビックリした。

な、何で琉有兄?

《そうだ!つーか今どこだ!?誰といる?》

『は?えっ?緒都と唄といるよ?』

《そうか……なるべくはやく帰って来いよ?》

『うん!わかった!じゃねバイバイ~』

私はそう言って電話を切った。

唄「珠洲~今のって琉有斗くん?てか今何時?……うわっもうこんな時間!」

唄が時計を見て声を上げた

私も唄の声で時計を見た

『!!!!うわっ!』

いつもはあまり琉有兄からは電話が来ないのに今日は来たから何でかな?って思ったらずいぶんと遅い時間になっていた。

0時半

これはさすがにヤバい

唄「緒都!!珠洲!!帰ろう!」

『「うんっ帰ろ!」』

爽「送る」

私と緒都がそう言って立ち上がったとき爽くんが言ってきた

!!!!

『えっ?いーよ!いーよ!歩いて帰れるし!』

私がそんなことを言ってる間に爽くんはもうバイクにまたがっていた。



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