moment
「姉さん待ってよ!」

「んも~・・・タクト遅い!」

「姉さんが早いんだって!あっ来たよ・・・」

「チッ・・・しゃあないなぁ・・・」

ガシャンッ

一人の少女がロケットランチャを・・・・ってえぇ!?
なんでそんな危険なもの持ってんの!?

ズガガガガガガガガガガガ

「姉さん!治療室に行こう」

「はぁ!?私たち逃げてるんでしょ?アンタバッカじゃないの!?」

「いや、新入社員がいるみたい・・・」

「・・・ったくもー・・・仕方ないか・・・」

ダダダダダダダダダ

ろ・・・廊下は走るな!とは言えないが
正直本に集中できないし・・・逃亡者?


ガッ

「ふぁ!?」

一人の少年がこけた。
追っかけの打った銃弾が当たったのか・・・

「大丈夫?」

即座に私は近寄ると囲まれてしまった。


「逃亡者をかくまうとお前も指名手配されるぞ!」


「わあああああっ!!」

少年は怯えてるか、私を思いっきり突き飛ばした。

「この子は・・・あわ・・・違います!」


そういうと逃げようとしたが案の定捕まってしまった。

私は逃げるべきかな・・・と思った瞬間


「あああああああああああああああああああああああああ!!!!」


「アンタはターザンかっ!」


思わず田舎グセのツッコミをかましたところで
少女は少年の方・・・・ってあれ?


「うちぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!???」

また田舎グセを出し私はターザンなる少女にう抱かれ宙を舞う。


そう。
彼女はきっと勘違いをしたようだ。

私を連れて行く・・・ってこれじゃ私指名手配行きなんですけど!?
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