キミとあたしの夏
彼も、あたしが書いた紙に

「ボールを取ってほしいんです。鞄の中に入ってしまったので」

と、書いた。


鞄の中を見てみると、本当にボールが入っていた。




あたしは、ボールを取り出し彼に渡した。




彼は、頭をぺこりと下げた後、向こうへと走っていった。
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