たとえ愛なんてなかったとしても
事務所の親睦会から何日か経った後。
仕事が終わり、家でくつろいでいたら、突然ミヒが押しかけてきた。
そして、開口一番。
「こんなこと言いたくないですけど、もう少し部屋の片付けした方がいいですよ」
「前もって人がくるって分かってれば、片付けたんだけどな」
深夜に突然押しかけてきて、失礼なやつだ。
......俺の部屋が汚いのは紛れようもない真実だけど。
元々片付けは苦手だけど、ここ最近はさらにひどい有り様になっていた。
足の踏み場もないとは、まさに俺の部屋のことで、何がどこにあるかも分からない状態。
洋服も脱ぎ捨てたものが床に散乱している。
忙しくて掃除する時間がないのもあるけど、疲れきっていて片付けする気力もわいてこない。
それもこれも全部、キャシーのことが原因だ。
仕事が終わり、家でくつろいでいたら、突然ミヒが押しかけてきた。
そして、開口一番。
「こんなこと言いたくないですけど、もう少し部屋の片付けした方がいいですよ」
「前もって人がくるって分かってれば、片付けたんだけどな」
深夜に突然押しかけてきて、失礼なやつだ。
......俺の部屋が汚いのは紛れようもない真実だけど。
元々片付けは苦手だけど、ここ最近はさらにひどい有り様になっていた。
足の踏み場もないとは、まさに俺の部屋のことで、何がどこにあるかも分からない状態。
洋服も脱ぎ捨てたものが床に散乱している。
忙しくて掃除する時間がないのもあるけど、疲れきっていて片付けする気力もわいてこない。
それもこれも全部、キャシーのことが原因だ。