たとえ愛なんてなかったとしても
「掃除するためにきたんじゃないだろ?
何か話があるんじゃないの?」
「そうですけど、こんなに汚い部屋じゃ落ち着いて話もできません」
「悪かったな、汚い部屋で......」
洗濯機を回し始めた後、次は流し台にたまった皿を洗い出したミヒを止めるも一蹴される。
最近遠慮がなくなった気がするな......。
前からツンツンしてたけど、もう少し遠慮してた気がするのに。
「一回散らかると掃除する気なくすんだよな」
「私で良かったら掃除しますよ。
一回、一万円でどうですか?」
「金とるの!?
もしかして今日も払わなきゃいけないの?
せめて五千円に負けてよ」
「今日はお願いがあってきたので、特別に無料で良いです」
お願いする立場なのに、なんで上から目線なんだ!
突然押しかけてきて、それはあまりにも自分勝手なんじゃないでしょうか。
エリックさんが自己中だって怒ってたのも、今なら分かる気がする。
お願いって何?とか、色々聞いてみるも答えてくれなかったので、仕方なく俺も床に散らばったものを整理し始めた。
何か話があるんじゃないの?」
「そうですけど、こんなに汚い部屋じゃ落ち着いて話もできません」
「悪かったな、汚い部屋で......」
洗濯機を回し始めた後、次は流し台にたまった皿を洗い出したミヒを止めるも一蹴される。
最近遠慮がなくなった気がするな......。
前からツンツンしてたけど、もう少し遠慮してた気がするのに。
「一回散らかると掃除する気なくすんだよな」
「私で良かったら掃除しますよ。
一回、一万円でどうですか?」
「金とるの!?
もしかして今日も払わなきゃいけないの?
せめて五千円に負けてよ」
「今日はお願いがあってきたので、特別に無料で良いです」
お願いする立場なのに、なんで上から目線なんだ!
突然押しかけてきて、それはあまりにも自分勝手なんじゃないでしょうか。
エリックさんが自己中だって怒ってたのも、今なら分かる気がする。
お願いって何?とか、色々聞いてみるも答えてくれなかったので、仕方なく俺も床に散らばったものを整理し始めた。