ホワイトチョコ×ビターチョコ
みんなの視線を感じながら
相沢君が座った席
それは…
―――日菜の隣の席
「あ、隣よろしくね」
「ん、よろしくー」
いいなぁー…
あたしが羨んでるのなんて気にもせず
挨拶なんか交わしちゃってるし…
日菜、あなたはいったい
どんな幸運の持ち主なんですか?
あたしよりも先に
相沢君と話すなんて…
羨ましすぎるよ
もう拗ねてもいいですか…?
ほら、あたし以外の女の子だって
みんな日菜たちのこと見てるよ
日菜のこと羨ましそうにさ
できることならもう一度
席替えがしたいです…