空色満開
「あんたたちね・・・・
今からこんな状態で麻琉がお嫁に行ったらどうすんのよ」
と、母さんに言われた。
俺と父さんは青ざめた顔して店を出た。
「息子よ・・・。
麻琉は嫁に行くのか」
父さんが小さい声で聞いてくる。
「将来的にはそうかもしれないな・・・。
あんなに可愛い女の子を男どもがほっとくわけないだろう・・・」
自分で言って落ち込む・・・・
「阻止しよう」
父さんが言い切る。
「俺が嫁にもらう」
そういうと・・・・
ゴン!!
「いってぇ・・・・」
本気で殴られた。