空色満開

「「「「「っ/////////」」」」」
一斉にみんなの顔が赤くなった。




「?」
私が首をかしげるとまたみんなの顔が赤くなった。



「はいはーい!
みなさん、席につきましょうね!」
亜梨沙さんがケーキを切り分けてくれた。



私の好きなイチゴの乗ったケーキ。
すごく好き。



私がケーキを食べていると、いつも車の運転をしてくれる運転手さんが


「麻琉さん、イチゴどうぞ。
自分得意じゃないので」

そう言ってくれた。


「ありがとうございます」

私はお礼を言ってから食べた。




「甘くて美味しいです!」

私が言うと


「俺のも」

「俺のも」



とみんながくれた。
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