空色満開
病室を聞き、病室に向かった。


「麻琉?」 
私が入るとベッドに座る麻琉がいた。


「・・・・」

何も言ってこない


「どうしたの、麻琉?」
私は覗き込むように聞いた。


何か小さな声でつぶやいていた。




「私の居場所はこの世界にない。
私はただの駒。周りに迷惑をかける塊。」


私は驚いた。



瞳をみると暗く闇の中にいるようだった。







< 56 / 175 >

この作品をシェア

pagetop