空色満開
「どうした后?」
彼方が心配してくれて、隣に座り頭を撫でてくれた。

我慢していた涙があふれ出た。



「麻・・ヒック・・琉が・・
私のこと家族じゃないってーぐすん。」

私が言うと彼方は抱きしめてくれた。

「そんなこと言われたら姉としては傷つくよな。
でもさ、そんなこと言うのは理由があるんじゃねーか?」


私はうなずいた。




「自分の親の子と調べる覚悟はあるか?
后があるなら俺、、だけじゃねーな!!
俺らは協力する」

彼方が言ってくれるとなんでもできそうになる。
< 71 / 175 >

この作品をシェア

pagetop