シンデレラガール〜私と病気と失恋と〜
――そうして、悠志クンの大学へ遊びに行く事になった。


悠志クンの背中は、おっきくて筋肉質でとっても男の子らしい。


それに、アゴにちょうどよく生えているヒゲもすごく似合っている。


私はそんな悠志クンを眺めながら、うっとりしていた。


まるで恋する少女のように…




――大学に着くと、悠志クンは、


さっそく何人かに声を掛けられていた。


その度に、友達を私に紹介してくれるし、


私の事も紹介してくれる。


(悠志クンてすごくマメだし、友達も沢山いるんだなぁ〜☆)


と思った――。
< 107 / 367 >

この作品をシェア

pagetop