シンデレラガール〜私と病気と失恋と〜


美優『悠チャン…ここ開けて!ねぇ、開けてよぉ…。』


悠志『……ヤ…だょ。…』


美優『…ごめん。私がハッキリさせてないのが悪かった。私…、悠チャンが大好きなの!電話してケジメつけるから…。』


悠志『……………。』




―――ガチャ…



ようやくドアを開けてくれた。


だが、まだいつもの笑顔はない…


悠チャンは怒ってる、、




悠チャンは部屋に戻ってソファーに座ったので、私も着いていくと、黙ったままケータイを渡された―――。


(…電話しろって事か。)


私は、呼吸を調え、恐る恐る電話をかけた…



(お願い!でないで…!)
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