シンデレラガール〜私と病気と失恋と〜
私達は、タクシーを拾い悠チャンの家に向かった。
でも何だか悠チャンの様子がおかしい…
いつもと違い口数も少ない。
ちょっと怒ってるような、落ち込んでいるような、そんな感じなのである。
(どうしたんだろ…?)
何だかこっちまで黙っちゃうよ・・・。
とりあえず、
もう夜遅かったので、
私達は寝る準備をして布団に入った…
(もう寝たの…?)
沈黙が続いたので、もう寝てしまったのかなと思い、私も寝ようとしていると、悠チャンが静かに話し掛けてきた――。
悠志『俺な…、今日美優がなんか遠くに感じた。。』