シンデレラガール〜私と病気と失恋と〜
美優が、しどろもどろになっていると、


悠志『ケータイ貸せ…。』


そう言ってケータイを取り上げ、


メールを見ている…。


悠チャンの顔はどんどん恐くなっていった・・・。


(終わった…。全てバレてしまったよ…。)


悠志『…コレ…どうゆう事…?』



――私は、はちゃめちゃに殴られるのを覚悟して正直に話した…



と同時に、今までの何倍もある平手打ちがとんできた。


口の中に、じんわりと滲んだ血の味がしている…


それから髪を捕まれ何度も平手打ちが続いた。


それはそのうちボディーにも・・・。


…その間、悠チャンはずっと無表情だった―――。
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