シンデレラガール〜私と病気と失恋と〜
それから一時すると、


あきチャンがやってきた…。


だけど、、


あきチャンの手には、沢山の大きい買い物袋がぶら下がっていたのだ―――。



美優『あきチャン!!…どうしたの?その荷物…!』


秋人『ほらっ…美優一人暮らしだろ?食費とか大変だろうと思って!』


(こんなに沢山…、重かっただろうに…。お金もかかっただろうに…。)


美優『こんなに沢山…貰っちゃていいの?』


秋人『うん、もちろん!だからちゃんと食べなよ!』


美優『あきチャン…嬉しいよ…ありがとう!ホントにありがとう…。』


あきチャンてどこまで優しいんだろう…。


私は、その優しさに涙が止まらなかった―――。
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