シンデレラガール〜私と病気と失恋と〜

ニューヨークは、いろんな意味で世界で中心部だし、


音楽とダンスが大好きな美優にとっては、


外国で１番最初に行ってみたい、


憧れの地だった―――。





私は、留学を支援してくれる会社をインターネットで調べ、


資料を送って貰った…。


資料を見ると余計に楽しそうで早く行きたくなってしまう。





…私は、あきﾁｬﾝにも、


そろそろ留学しようと思い、


準備を進めている事を話した。





普通の男なら、


絶対自分の寂しさ故に反対するだろう…


だけど、あきﾁｬﾝは、


『一度きりの人生だから、美優のしたい事しておいで！』


そんなふうに言ってくれるのだ―――。