シンデレラガール〜私と病気と失恋と〜
病気の事実
入院一週間目、
膵炎がだいぶおさまったという医師の判断で、
ようやく点滴もとれて歩けるようになり、食事を取る許可がでた―――。
私はトイレへ行くために、
よたよた手摺りに捕まって歩かなければならないほど筋力が落ちていた。
初めて見る病院の廊下…。
一週間も入院してたのに、
ずっと部屋にこもりっぱなしで、
病院の造りなどは全く分からず、
ちょっとした探検をしているようだった・・・。
――食事を取っていいと言われた時は、飛び上がるほど嬉しかった。
ずっと点滴ばかりで、食べれないので、
食事の時間は嫌いだった…。
私はお母さんにも、
美優『お腹減った〜。何か食べたい…』
母『それは食べさせてあげたいのは山々だけど、早く良くなるようにがんばろうね!』
そんなふうに困らせていた。
お母さんもきっと辛かったに違いない…。
娘の望んでる事が、娘の体には良くない事なのだから…
なので、母に1番に食事取れるようになったと報告すると、
とても喜んでいるようだった。
膵炎がだいぶおさまったという医師の判断で、
ようやく点滴もとれて歩けるようになり、食事を取る許可がでた―――。
私はトイレへ行くために、
よたよた手摺りに捕まって歩かなければならないほど筋力が落ちていた。
初めて見る病院の廊下…。
一週間も入院してたのに、
ずっと部屋にこもりっぱなしで、
病院の造りなどは全く分からず、
ちょっとした探検をしているようだった・・・。
――食事を取っていいと言われた時は、飛び上がるほど嬉しかった。
ずっと点滴ばかりで、食べれないので、
食事の時間は嫌いだった…。
私はお母さんにも、
美優『お腹減った〜。何か食べたい…』
母『それは食べさせてあげたいのは山々だけど、早く良くなるようにがんばろうね!』
そんなふうに困らせていた。
お母さんもきっと辛かったに違いない…。
娘の望んでる事が、娘の体には良くない事なのだから…
なので、母に1番に食事取れるようになったと報告すると、
とても喜んでいるようだった。