シンデレラガール〜私と病気と失恋と〜
退院の日
―6月25日―
外は輝くような晴れた空。
今日はいよいよ待ちに待った退院の日である。
調度入院した日から一ヶ月が経っていた―――。
あきチャンも朝から荷造りを手伝いに駆け付け、
必要の無い物等を持って帰ってくれた。
今日は退院ラッシュのようで、
かなりの人が午前中には退院してしまい、
病院内はガランとしてとても静かだった…。
風通しがよく、外の空気が気持ちよい。
私も、もうすぐだ!
とワクワクしながら昼食を済ませた。
入院してからの一ヶ月間、
全く化粧をしておらず、
久しぶりのオシャレに心が弾む―――。
それから退院用の服に着替え、母の迎えを今か今かとまっていた。
体重は10キロ近く減り、
以前来ていた洋服もぶかぶかで、今にもズレ落ちてきそうなくらいだった…
……少し遅い迎えだったが、
母は、昨日美優が頼んでた物もちゃんと持って来てくれていた―――。
外は輝くような晴れた空。
今日はいよいよ待ちに待った退院の日である。
調度入院した日から一ヶ月が経っていた―――。
あきチャンも朝から荷造りを手伝いに駆け付け、
必要の無い物等を持って帰ってくれた。
今日は退院ラッシュのようで、
かなりの人が午前中には退院してしまい、
病院内はガランとしてとても静かだった…。
風通しがよく、外の空気が気持ちよい。
私も、もうすぐだ!
とワクワクしながら昼食を済ませた。
入院してからの一ヶ月間、
全く化粧をしておらず、
久しぶりのオシャレに心が弾む―――。
それから退院用の服に着替え、母の迎えを今か今かとまっていた。
体重は10キロ近く減り、
以前来ていた洋服もぶかぶかで、今にもズレ落ちてきそうなくらいだった…
……少し遅い迎えだったが、
母は、昨日美優が頼んでた物もちゃんと持って来てくれていた―――。