シンデレラガール〜私と病気と失恋と〜
――いつもは、テンションの高い勇三も、
この時ばかりはただ静かに話しを聞いていていた…。
そこへ、化粧を終わらせた志穂がやってきたが、
すぐに車の中の空気に気付き、
四人は車を止めたまま、一時の間話をした―――。
勇三『…あいつホント最低だな。美優が辛い時に、よくそんなこと・・・。』
志穂『ホントだよー(怒)志穂の大切な親友を傷付けるなんて絶対許せない…。アタシ電話して、文句言ってやるよ!』
美優『…い、いいよもう…。そんなヤツだったって、思うしかないょ……。』
私は強がりを言ってみた。