「浮気彼氏に制裁を 〜悪魔と私の交換条件2」
そんな自分が信じられなくて
ヤツと結んだ契約を“忘れよう忘れよう”と必死に頑張ったが、あの日の記憶はリアルな映像としてしっかり頭の中に保存されている。
そして困ったことに
ふとした時に私の意志とは関係なく、いきなり再生されるのだ。
それでも、この一週間何もなかったこともあり
“本当にアレは夢だったのではないか”と、私の頭は記憶を都合が良いものに塗り替え始めていた。