「浮気彼氏に制裁を 〜悪魔と私の交換条件2」



「別に私の顔なんて誰も見てないよね。」


そう自分で言っておきながら、後から虚しさが押し寄せて来る。



ちょっとでもマシな状態にするために、目元を軽くこすってみたが


あ……。


マスカラも一緒にこすってしまい、状態がさらに悪化してしまった。


「ど、どーしよう…!」


やり直す時間がないことは分かっていたが、あまりの酷さに鏡をまじまじと見つめる。



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