Second Secret
「これ、やばいな」

「何がですか」

「腕、縛られてんの見ると、お前のこと無理矢理犯してるみてえ」

「...半ば無理矢理じゃないですか」


やっぱり先生は、変態だ。

仕事でもこういうこと考えてて、仕事以外では私にこんなことして。

四六時中、こういうことしか考えてないんじゃないの。


「無理矢理?そんな顔して言われてもな」

「そんな顔って...」

「感じてるやらしー顔」


本当だったらここで、一発かましてやりたいところなんだけど。

腕の自由が利かないのが腹立たしい。


先生が何をしてきても、口で嫌と言うしかなくて、体では何の抵抗もできない。

それがもどかしくて、腹立たしくて。

でも、いつも以上に感じてるのは確か。
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