Second Secret
結局先生は、最後まで腕に縛られたネクタイを解いてはくれなかった。
私がどれだけせがんでも。
「で、どうだった?」
「何がですか」
もう少ししたら、寝てしまいそうな気怠さの中で、先生が私に聞いてきた。
何だかいつもより、一段と疲れた。
さゆちゃんのこともあって、きっと心も疲れてて。
縛られてたせいで、余計に体力を消耗して。
全部、先生のせいじゃん。
「縛られてすんの、どうだった?」
「...別にどうもこうもないです」
「ふーん、あんな鳴いてたくせに。今度はシャツで縛ってヤるか」
そんな先生の馬鹿みたいなセリフを無視して、寝たふりしてやった。
私がどれだけせがんでも。
「で、どうだった?」
「何がですか」
もう少ししたら、寝てしまいそうな気怠さの中で、先生が私に聞いてきた。
何だかいつもより、一段と疲れた。
さゆちゃんのこともあって、きっと心も疲れてて。
縛られてたせいで、余計に体力を消耗して。
全部、先生のせいじゃん。
「縛られてすんの、どうだった?」
「...別にどうもこうもないです」
「ふーん、あんな鳴いてたくせに。今度はシャツで縛ってヤるか」
そんな先生の馬鹿みたいなセリフを無視して、寝たふりしてやった。