どうして私を選んだの?~2度目の恋*涼太SS〜【完】
さすがに…無理だよね?
でも、話してみるくらい…。
そして、気づいたら私は、通話ボタンを押していた。
ワンコール、ツーコール…。
――ドキドキ
さすがに次、でなかったら諦めようとしていた矢先、
つ、つながった!!
『…もしもし?』
急につながったことに焦りつつも、おそるおそる声を漏らす。
すると、
『花音さん、どうかした?』
そんな優しい声が聞こえてきた。