恋の味はチョコの味
――授業中
「…であるからして答えはX=…」
つまらない授業。
教師の言っていることが訳の分からない呪文に聞こえる。
ただ、ここを終われば放課後。
いよいよ第二のチャンス…
「おい、松岡!!聞いてるのか!?」
「え!?はい。」
「はい。じゃない。この計算を答えてみろ。」
分かる訳無いじゃん!!
「X=3くらい…?」
まぁ適当な答え。
「お前なぁ数学の答えにくらいはないだろう。」
教師は頭を抱える。
「お前、放課後に職員室に来い。」
「え!?」
冗談じゃない!!そんなことになったら、蓮君にチョコをあげるチャンスが無くなるじゃん!!
「え!?じゃない。良いな!!」
「はい…」
二番目のチャンスも失敗。
「…であるからして答えはX=…」
つまらない授業。
教師の言っていることが訳の分からない呪文に聞こえる。
ただ、ここを終われば放課後。
いよいよ第二のチャンス…
「おい、松岡!!聞いてるのか!?」
「え!?はい。」
「はい。じゃない。この計算を答えてみろ。」
分かる訳無いじゃん!!
「X=3くらい…?」
まぁ適当な答え。
「お前なぁ数学の答えにくらいはないだろう。」
教師は頭を抱える。
「お前、放課後に職員室に来い。」
「え!?」
冗談じゃない!!そんなことになったら、蓮君にチョコをあげるチャンスが無くなるじゃん!!
「え!?じゃない。良いな!!」
「はい…」
二番目のチャンスも失敗。