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子供好きの総司と総司を「総兄」と呼んで慕う誠太郎のお話。 誠太郎の純粋な心が大人の都合で悪い方向へと利用されてしまう悲しい時代の物語でありながらも、総司と誠太郎の絆の強さと深さが胸に染みてきます。 流れるような文章に惹き込まれる作品、是非読んでください。
主人公の沖田総司は大の子供好き。 これは、その子供の中でも、よく一緒に遊んでいた誠太郎と沖田総司のお話です。 番外編のこのお話は笑いが凄く多く、読んでいるといつの間にか笑ってしまいます。 ですが、笑いだけでなく、幕末と言う時代の厳しさ裏切りなど切ない部分も交じっており、本編とはまた違った感じで楽しめます。 ラストあたりではドキドキワクワクハラハラで、凄く面白いです。 歴史好きでもそうでない人でも気軽に読める作品だと思います。