蒼碧
「……ん、ふ…」


「安芸、舌を出して」


「ん、総さん…」


「舌、もっと出して」


「あ…」



総に言われるがまま、舌をそろりと出せば、


総は、愛しそうに安芸の舌に自分の舌を重ねてきた。


そのままゆるゆると絡めとりながら、総の唇で安芸の舌を挟んだまま、深く口付ける。



「ふっ、うぅ…」



そのまま強く胸に触れられて、安芸は思わず総の手を取った。



「総さ…」


「安芸…安芸が、欲しい」



熱情にうなされるような総の熱く揺れる瞳に、安芸はまるで火をつけられたかのように、身体が熱くなった。



「私も…っ、総さんが、欲しい…」


「安芸…っ!」



そのまま、2人は朝日を浴びながら、深く繋がった。


安芸は、何度も意識を飛ばしながら……死ぬほど幸せだと…感じていた。
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