蒼碧
買い物、と聞いて思わず胸が躍るくらい嬉しくなってしまう。
初めて総さんと買い物に行った時は嬉しくて、お店の商品一つ一つを手に取るくらい楽しかった。
まだ遙お兄様が家にいた頃に、何度か買い物に出かけたこともあったけれど、いつどこに監視されているのかと、ビクビクしながらの買い物だったから。
本当に楽しくて、総さんと出かけるのは、とても楽しいことだった。
「じゃあ、帰る時に連絡する」
チュッ、と私の頬にキスを落とす総さんに
思わず、唇が欲しくなる。
けれど、総さんは私に触れない。
眠る時も、抱き締めるだけで何もしてくれない。
……私は、総さんともっと深く繋がりたい。
総さんとしたのなら…、今までとは違うものを感じそうな気がしていた。
初めて総さんと買い物に行った時は嬉しくて、お店の商品一つ一つを手に取るくらい楽しかった。
まだ遙お兄様が家にいた頃に、何度か買い物に出かけたこともあったけれど、いつどこに監視されているのかと、ビクビクしながらの買い物だったから。
本当に楽しくて、総さんと出かけるのは、とても楽しいことだった。
「じゃあ、帰る時に連絡する」
チュッ、と私の頬にキスを落とす総さんに
思わず、唇が欲しくなる。
けれど、総さんは私に触れない。
眠る時も、抱き締めるだけで何もしてくれない。
……私は、総さんともっと深く繋がりたい。
総さんとしたのなら…、今までとは違うものを感じそうな気がしていた。