何度でも、君にkiss。



「…あのね、私ずっと宙夢に甘えてた。それに、愛するのが苦しくて…宙夢の愛が欲しくて苦しかった…。」




宙夢が、はっと目を見開き唇を震わせた。




「俺も…苦しくて逃げたした。葵から。俺は弱いから。きっと葵の側にいたら葵を傷つける。また、悲しませる。…俺、転校しようと思う。」




転校…。




「俺の夢知ってるだろ?…それを叶えるために専門学校に行こうと思う。」



「……。」




< 46 / 50 >

この作品をシェア

pagetop