地味子はアイドル《番外編》【完】


あたしは夜告白するかどうかベッドで考えた。


「やっぱり無理だよぉ〜」

自分でもそうはいちゃうぐらい。


「なにが無理なの?」


「お姉ちゃん!?」


お姉ちゃんがあたしの部屋に入ってきた。


「何?告白でもしようと思ってんの?」


「っ!」


図星で黙ってしまう。お姉ちゃんはニヤッと笑って


「ふ〜ん、告白か〜」


「まだしないもん!」


「今しないとだめだよ〜?誰かに、優くん取られるよ?」


「な、なんで知ってるの!?」


「見てたらわかるわよ」


やば・・・、そんなにわかりやすかったんだ、あたし・・・


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