紅いピアスの眠り姫


翌朝、家に一本の電話が来た。



たちの悪い悪戯だと思った僕は
制服姿のまま家を飛び出したー






病院に着くと、息を切らしたまま201号室に向かった。



病室のドアはいつの日かと同じように
開いたままになっていた。
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