アタシは元カレに恋をする。

堂本君の家に着いた。


「広いね〜」


「そうか？」


「うん！じゃあ、お邪魔しま〜す！！」


うわぁ、家の中キレイ…！


「いらっしゃい」


堂本君のお母さんがパジャマ姿で出てきた。


「母さん。こいつ松本梨々香。俺の彼女だ。」


「あらまあ!!大変可愛らしいのね!!」


「いえいえ(照)あの、ココアクッキー持ってきました…」


「まぁ、気が利くのね♪じゃあいただくわ♪♪」


堂本ママは上機嫌だ。


アタシはリビングに連れてかれた。


「今日は来てくれてありがとうね。」


「いや大丈夫ですよ。特に今日は用事とかないですし」


「どう？流星は。梨々香ちゃんの前じゃかっこよかったり？」


「…はい(照)」


「おい梨々香(照)」


「まあまあ♪仲が良いこと」


「えへへ…」


「私はね、つい最近肺炎にかかったのよ」


「わぁ、それは大変…」


「病院行って、お医者さんに『重症だからもしかしたら一年もたないかも』って言われたの」