それでも貴方を愛してる

嫉妬






ーーーーーー…




私がやっと学校に行けるようになったのはあの日から二日後だった。



熱も咳も出てなかったけど、陸の過保護振りに何も言えなかった。




「おはよー」




学校に着くなり若菜に会った。


若菜にはもう全て話してあって、要と付き合ってることも話した。




「愛梨っ‼」




若菜は私に思いっきり抱き付いて来た。




「心配したんだから…」

「ごめんね?」




頬を膨らます若菜は凄く可愛かった。



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